防災グッズは地震や台風などの自然災害が多い日本では、いつ起こるか分からない緊急時に備えて準備しておくことが非常に重要です。以下は、家庭に備えておくべき防災グッズのリストです。特に72時間(3日間)を目安に必要な物をそろえると安心です。
1. 非常食と水
- 水:1人あたり1日3リットルを目安に、最低3日分(できれば1週間分)
- 非常食:缶詰、レトルト食品、インスタント食品、クラッカーなど保存の効くもの。特に調理不要で、そのまま食べられるものが便利です。
- 子供や高齢者用の食料:必要に応じて特別食も準備します。
2. 衛生用品
- 簡易トイレ:断水時や避難所で使えるように。携帯トイレや凝固剤付きの袋が便利です。
- ウェットティッシュや消毒用アルコール:水が使えないときに役立ちます。
- ティッシュペーパー、マスク、歯ブラシセットなどの基本的な衛生用品
3. 医療・応急処置用品
- 救急セット:包帯、ガーゼ、消毒薬、絆創膏、ハサミなど
- 常備薬:普段から飲んでいる薬、持病がある場合は少なくとも1週間分の備蓄を
- 解熱剤や胃腸薬など一般的な薬も忘れずに
4. 照明器具
- 懐中電灯:停電時に備えて各部屋に用意。LEDのものが長持ちしておすすめです。
- 乾電池:懐中電灯やラジオなどに使えるように、予備も多めに確保
- ランタンやヘッドランプ:両手が使えるヘッドランプは特に便利です。
5. 情報収集ツール
- 携帯ラジオ:AM/FMラジオは、停電時に重要な情報源となります。手回しやソーラー充電式のものがベスト。
- モバイルバッテリー:スマホの充電用に。容量が大きいものを選ぶと安心です。
- 防災アプリのインストール:気象庁の「防災速報」など、地震や津波の速報が届くアプリをあらかじめ設定。
6. その他便利なグッズ
- 防寒具:毛布、アルミブランケット、使い捨てカイロなど寒さ対策になるもの。
- 携帯トイレットペーパー:普通のトイレットペーパーを小さく巻いて袋に入れておくと便利です。
- 現金(小銭含む):停電時には電子マネーが使えないことが多いので、現金も重要。
- ビニール袋:ゴミ袋や簡易トイレの代用としても使える、複数枚のビニール袋
- 軍手・作業用手袋:ガラスや瓦礫を扱う場合に安全。
7. 個人に合わせた備え
- 乳幼児がいる場合:粉ミルク、哺乳瓶、おむつなど
- ペットがいる場合:ペットフード、飲み水、簡易トイレ
- 女性用の必需品:生理用品、予備の下着なども忘れずに
8. 重要書類のコピー
- 保険証や免許証、預金通帳などのコピーを防水袋に入れておくと安心です。
9. 持ち出し用リュック
- 防災グッズをまとめて1つのリュックに入れておくと、緊急時にすぐに持ち出せます。リュックは耐水性があり、背負いやすいものを選ぶと良いです。
これらを準備しておくことで、災害時にも落ち着いて対応しやすくなります。家族構成や住んでいる地域によって必要な物が変わる場合もあるため、定期的に見直し、使用期限が切れたものは入れ替えるようにしましょう。